
当院では、シネロン社&キャンデラ社の最新型フラクショナル炭酸ガスレーザーを導入し、主にニキビ跡、毛穴の治療を行っています。
この機械を導入しているクリニックは、まだそう多くはないと思います。
このレーザーは、皮膚に点状の穴を多数開け、穴が治癒する時に細胞を再生させることにより、肌の入れ替をさせるレーザーです。点状の穴を開けることでダメージを少なくしたため、ダウンタイムが軽減され、色素沈着などのリスクが少ないといわれています。
実際には、治療後の赤みの出方には個人差があり、赤みがほとんど残らない方と、1週間位赤みが持続する方がいらっしゃいますが、その後の炎症後色素沈着は、ほとんど起こらないようです。赤み自体は、お化粧は翌日から可能ですので、カバーすることはできます。
治療は、1ヶ月に1回の割合で5回を目安に行いますが、なかには、1回で毛穴が小さくなったり、ニキビ跡の凹みが浅くなったと感じる方もいらっしゃいました。
紫外線は、光老化といわれるような、しみ、しわなどの大きな原因になります。しみなどの治療をしても、紫外線を浴びてしまうと、せっかくの治療が台無しになってしまいますので、十分な紫外線対策を心がけましょう。
そこで、夏を乗り切るための日焼け止めの選び方、塗り方を取り上げてみました。
日焼け止めは、紫外線吸収剤を使用している製品、紫外線吸収剤無配合の製品の2つに分けられます。
紫外線吸収剤入りの方が塗り心地は良いのですが、日焼け止めにかぶれる多くの方は、吸収剤が原因のことが多いので、紫外線吸収剤無配合や、紫外線吸収剤フリー、ノンケミカルという表示のものを選びましょう。
どの位の数字のものを選べば良いのでしょう?というご質問をよく受けます。
日焼け止めに表示されているSPFとは、紫外線B波にあたってから赤くなるまでの時間を反映します。ですから、日焼け止めの効果が持続する時間の指数、と思って下さい。数字が高くなるほど、効果の続く時間が長くなりますが、50~60以上だと数字が増えても効果が変わらなくなるため、日本の表示は50+が最大です。
一昔前はSPFが高いと白くなる、べたつく、など塗り心地が悪くなったため、20~30を選ぶ方が多かったのですが、技術の進歩によりSPFが高くても、塗り心地が良く、肌への負担も軽い製品が多く出回るようになりました。日常生活ではSPFが20~50を目安にして下さい。SPF1で20分効果が持続しますから、理論的にはSPFが50だと1000分(約16時間以上)持続するということになるのですが、汗や摩擦で落ちてしまいますので、2~3時間おきに塗りなおすのがベストです。
アウトドアの場合は、SPFが40~50+で、ウオータープルーフの製品がお勧めです。
PAは、紫外線A波を防止する効果を表し、+、++、+++の3段階ですから、++以上のものを選びましょう。
日焼け止めとしての効果の次の選択肢は、使用感、プラスαの効用です。
製品にはクリーム、乳液、ローション剤などがありますし、機能としては、ファンデーション機能を持った製品、紫外線の害を予防する抗酸化剤入りの製品、栄養クリームを兼ねた製品などがあります。日焼け止めは人によって乾燥感やべたつきなどを感じることもありますが、いろいろな製品がありますので、是非ご自分に合った製品を見つけて、きちんと紫外線対策をして下さい。
当院にも数種類の製品があります。サンプルのご用意もありますので、お悩みの場合は医師またはスタッフにご相談下さい。